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恵山
恵山

基本情報
1 山名 恵山(えさん)
標高 618m (三等三角点) 
山域 渡島半島
都道府県 北海道
位置 N41.48.17/ E141.09.58
地図 2万5千分の1地図「恵山」
20万分の1地勢図「尻屋崎」
7 山岳区分 北海道百名山、新日本百名山
登山記録
山歩No HK45-25029
登山日 2025年6月25日(水)
歩程 2時間45分
天候
形態 日帰り
アプローチ 函館市内より国道278号線 日ノ浜町より道道635号線
パーティー 1人
動画URL https://youtu.be/etd9gcYHWAU

恵山(えさん)は、北海道函館市にある標高618 mの活火山de渡島半島の東南端で太平洋に突き出すように位置する。山頂には三等三角点(点名「恵山」)が設置されている。恵山道立自然公園に指定されているほか、新日本百名山、北海道百名山、北海道の百名山に選定されている。名前はアイヌ語の「エサ・ニ」(岬)に由来する。 2016年に函館旅行に来た時に展望台までは行ってみたが、このときは山頂まで行かなかった。 今回大千軒岳から下山して知内町に泊まり、翌日に夕張岳へと移動する前に、函館市内のビジネスホテルでで宿泊することにしたので、函館市内をベースに一日でハイキングできるこの恵山を北海道遠征第4座目として選んだ。

知内町ファミリースポーツ広場

朝6時起床、今日もいい天気である。 昨晩キャンプ場でヒグマの糞を発見して警察官を呼ぶ事件があったが、幸い、ヒグマの出現もなく無事に朝を迎えることができた。隣にテントを張っていたサイクリストの女性2人とも喜び合う。ここで長居をしていてもしょうがないのでテントだけたんでそのまま自分は木古内駅前の道の駅に移動することにした。

JR木古内駅

木古内駅前の道の駅でゴミを捨てることができたのでよかった。日が高くなり朝8時日焼け止めを顔や体に塗りながら、駐車場でEPIに火をつけて湯を沸かして朝食を摂る。今日は恵山に登るということで函館を越えていくことになる。 ゴミを捨てるという大事業を終えた後、8時40分に木古内を出発。 函館新道を東に進み函館空港のところから国道278号線に入る。

道の駅なとわ・えさん

道の駅なとわ・えさんで休憩をする。ここはキャンプ場も併設しているようであるが、ゴミを捨てる場所はなかった。日ノ浜町の漁村を過ぎて、そこから恵山へと進んでいく。道立自然公園の駐車場に停車したのが10時20分。 荷物の準備をして、10時30分登山開始。


権現堂コース入り口

10時50分分岐に到着。ここからの登りが権現堂コースである。ここから山頂まで1979mという記載がある。 結構距離は長いようだ。 前50mほど先をご夫婦連れが歩いている。 同じくらいの距離をとって階段状になった登山道を上がっていく。 一度大きく左へ回り込むところで噴火口に近づいてみることができた。ここからも比較的距離が長くなかなか中間地点の後1000mという標識までつかなかった。 ジグザグの長い登りが続いた。 登山道の脇には火山弾と思われる大きな岩が転がっていた。


青い海と白い灯台

振り返ると北側には緑を蓄えた隣の峰が見えた。その先に銚子岬が海へと突き出している海はまるでエメラルド色に輝いているようだった。残り1000mの標識を過ぎると、少しだけ噴煙を上げている場所があった。 この向こう側に白い燈台が見えた。青い海と白い灯台の色のコントラストが見事だった。 残り280mという標識を過ぎると少し第一条の場所に出てようやく山頂と思われる場所が見えてきたあと少しである。
 

恵山山頂

11時52分恵山山頂到着。 いつものように万歳三唱する。三角点がどこにあるか気づかなかった。 恵山大権現奥宮のある祠のところまで50mほど移動してみる。 プレハブづくりの建物の中に祭壇があったのでお詣りをした。 祠の横の岩の上で行動食を食べる。


賽の河原

 12時09分に山頂出発。 火山独特の滑りやすい砂地なので足元に気をつけながら降りていく。 前を歩いていた年配の女性は2人とも派手に転んでいた。 12時48分権現堂コース入り口到着。 今日は終日天気が良かった。 途中ですれ違った男性と立ち話をする。 聞くとこの方も神奈川県に住んでいるという来て今日は奥様も一緒だから山に登らない予定だが本人はいつかここに登りたいということを仰っていた。

函館へと向かう
 
 13時14分賽の河原登山口に到着。トイレを済ませて、着替えて駐車場であるはまいを食べた13時40分に自然公園の駐車場を出る。途中道道635号線を東に行き漁村の一角でエンディング動画を撮る。石崎漁港からは箱館山が目の前に見えた。函館市内に入り本日宿泊するフレックスステイインにチェックインをする。駐車場はすぐ北側なので分かりやすかったが、ホテル自身が半分以上リニューアル工事中だったのには参った。


函館駅

荷物を置いて、充電のセットをしながらレンタカーの返却に出かける。 ここから新函館北斗の駅までおよそ40分程である。 レンタカーを返して16時30分の函館ライナーに乗って16時49分に函館駅に到着した。駅のホームでは特急北斗と道南いさりび鉄道の車両の写真を撮影した。
 

宇賀浦の寿司函太郎

 函館駅から歩いてホテルに戻り部屋で片付けを済ませたあと歩いて宇賀浦の回転寿司の函太郎に行く。順番は二番目の客であった。 地元でとれた魚がとても新鮮でよかった。 定番の帆立貝柱もうまかった。 ビールをおかわりして日本酒も頼んだ。 18時20分ぐらいに食べ始めて19時15分に会計をすませた。



駅近くの立ち飲み屋

19時27分のバスに乗って函館駅の一つ手前の停留所で下りた。コンビニで酒を買った後、部屋に戻り冷蔵庫にしまい、少し裏の立ち飲み屋で函館の市民の方とヒグマ談義に花を咲かせた。 立ち飲み屋ではハイボールを一杯飲む。 部屋に帰り600円払って2階のランドリールームの全自動洗濯機を回す。 2時間たって洗濯ものを回収しないといけないので部屋でテレビを見たりビデオを観たりして過ごす。 おのずと酒が足りなくなったのでまたコンビニ追加で買い出しに行った。 23時洗濯物を回収して就寝。


恵山は素晴らしい山である。函館市民の故郷の山として駒ヶ岳と並んで人気なのではないだろうか。 今となっては大千軒岳が極めてハードルの高い登山になったので、道南の住民のためのこの素晴らしいハイキングコースをずっと維持していただきたいと思う。眺めの良さはこれまで見た海に近い山のベストテンに入りそうに思った。
(2025年7月記)

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地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号  平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています