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竜王山
竜王山

基本情報
1 山名 竜王山(りゅうおうざん)
標高 1060m (三等三角点) 
山域 讃岐山地
都道府県 香川・徳島県
位置 N34.06.55/ E134.02.55
地図 2万5千分の1地図「讃岐塩江」
20万分の1地勢図「徳島」
7 山岳区分 四国百名山
登山記録
山歩No 9930-25054
登山日 2025年11月16日(日)
歩程 0時間58分
天候 快晴
形態 日帰り
アプローチ JJR徳島より徳島道美馬IC 国道438号から駐車場へ
パーティー 1人
動画URL https://youtu.be/gPe5FqiP4vc

2025年11月16日、秋の深まりを感じる日曜日に、徳島県と香川県の県境に位置する竜王山を目指した。四国には魅力的な山々が数多く存在するが、今回は紅葉の美しさを求めてのハイキングである。今回は山岳部時代にお世話になったK.M氏の一周忌で、仲間と大阪に集まった翌日にK.M氏の故郷である四国に渉っての2日間の登山旅行である。


徳島駅

出発の起点となったのは大阪の梅田だ。06:31、静まり返った街を歩き出し、大阪駅から出発する7:20発の徳島行きの高速バスへと乗り込んだ。乗車後すぐに爆睡していたが鳴門に着く直前、海からの光の反射で目が覚める。徳島駅には定刻の10時に到着。 駅から歩いて10分ほど東にあるレンタカーの店で車を借り出す。 Note E-Power燃費の良い車でありがたい。


駐車場

 徳島道を西へ進み、高速を美馬ICで下りて県道を北へ進む。 竜王林道へ足を踏み入れると、周囲の木々は鮮やかに色づき、登山への期待を膨らませてくれる。今日の目標は、標高1,060mを誇る阿波竜王と、それに連なる香川県最高峰の讃岐竜王の二峰を巡ることだ。12:25、水婆女神社に近い駐車場に車を停める。最初もう少し奥まで入って駐車しようかと思ったが、大きなバンが来たので退避してもどった。 阿波竜王側の登山口に立ち、いよいよ登山道へと一歩を踏み出した。。


阿波竜王山頂

 まずは阿波竜王(西竜王)の山頂を目指して坂を登る。登山道は整備されており、ソロでの歩きも心地よい。12:36には阿波竜王山の山頂(1,059m)へと到達した。そこには立派な展望台が設置されており、眼下には高松の街並みや瀬戸内海が広がっていた。遠くに瀬戸大橋の姿を捉えることができ、四国の地形の豊かさを実感する。


香川・徳島県境稜線

山頂の三角点に軽くタッチし、次なる目的地である讃岐竜王へと向かう。ここからは稜線歩きとなり、阿波(徳島)と讃岐(香川)の境界線をなぞるように進んでいく。12:39、讃岐竜王への分岐を過ぎ、さらに歩みを進めた。途中の讃岐竜王200mといった距離が記された標識があるのがありがたい。


ロゲイニング・イベント

 道は徐々に険しさを増し、しっかりとした登り斜面が続く。ソロ登山ゆえに自分のペースを守りながら、一歩ずつ確実に高度を稼いでいった。息が切れる場面もあったが、周囲の静寂と時折聞こえる鳥の声が励みになる。当日はまんのうロゲイニングが開催されておりトレランスタイルのグループが結構多数入山していた。

 

讃岐竜王山頂

 そしてついに、12:55、讃岐竜王の頂に立った。山頂では恒例の登頂万歳三唱を行い、四国百名山の一つを制した喜びを噛み締める。周囲には1,000m級の山々特有の澄んだ空気が満ちており、ここまでの疲れを癒してくれるかのようだった。ベンチに腰をかけて、途中、徳島市内のコンビニで買った寿司を昼食に食べる。 山頂に到着したときには2人の登山者がいたが、13時をすぎて誰もいなくなった。

水婆女神社

 13:16、十分に景色を堪能した後、下山の途につくことにした。徳島県と香川県の県境を示す標識を横目に見ながら、軽快な足取りで道を戻る。下山路の途中、13:25にはキャンプ場との分岐を通過し、整備された車道へと出た。駐車場に下りてきて水婆女神社のほうへ行ってみる。正面に電波施設が見えたがそちらは立ち入り禁止になっていた。、歴史を感じさせる神社の鳥居が現れた。、神社に立ち寄り、無事に登頂できたことへの感謝を込めて参拝を行う。その後、13:32には無事に駐車場へと帰還した。約1,060mという手頃な標高ながら、非常に満足度の高い山行となった。

別子銅山記念館

 登山の後は、徳島道を西に進む。 川之江JCTから松山道へ入り、新居浜ICで下りて15:30新居浜の別子銅山記念館を見学した。記念館見学後に車でマイントピアへ。 道の駅の内部を一周したあと、16:30頃、標高の高い場所にある東平ゾーンへ車で移動する。 狭い車道で気を使ったが、対向車も少なく駐車場に到着できた。
 

マイントピア別子東平ゾーン

遊歩道を歩くと、そこには息をのむほど見事な紅葉が広がっていた。歴史的な遺構と自然の色彩が見事に調和しており、有益な時間を過ごすことができた。、新居浜の街並みを遠くに眺めていると、次第に夕闇が迫ってきた。空の色が変わりゆく様子は美しく、一日を通じて四国の自然を多角的に楽しめたことを実感する。暗くなる前に帰路へつくべく、山を下りる準備を整えた。


四国中央市スーパー富士

新居浜の吉野家で腹ごしらえをして、新居浜から本日の宿のある四国中央市を目指す。 最後はスーパーに立ち寄り、明日の食料は水を買う。川之江のビジネスホテルには19:30に到着。広くはない部屋だったが、電気ケトルがあるのが助かった。明日はいよいよ東赤石山アタックである。テレビを見て21時就寝。

今回の竜王山縦走は、香川と徳島の両方の魅力を味わえる素晴らしいハイキングコースであった。紅葉の美しさと山頂からの眺望は、長く記憶に残ることだろう。次はまた、別の四国の名峰を訪れたい。そう心に誓いながら、充実した一日を終えた。 (2025年12月記)

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地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号  平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています