榎窪山・峯の薬師
基本情報
1
山名
榎窪山・峯の薬師(えのくぼやま・みねのやくし)
2
標高
420m
(榎窪山)
3
山域
南高尾丘陵
4
都道府県
神奈川・東京
5
位置
N35.36.08/ E139.15.53
6
地図
2万5千分の1地図「八王子」
20万分の1地勢図「東京」
7
山岳区分
関東ふれあいのみち 神奈川県コース14 「峯の薬師へのみち」
登山記録
山歩No
7K14-25002
登山日
2025年1月2日(木)
歩程
2時間30分
天候
快晴
形態
日帰り
アプローチ
JR橋本駅か神奈川中央バス都井沢バス停
パーティー
1人
動画URL
https://youtu.be/Qh_-bX8Vklw
2025年1月2日木曜日。正月の中で一番天気が良さそうなこの日を選んで少しトレイルランニングの練習に行くことにした。行先は関東ふれあいの道神奈川県コース14、峰の薬師への道である。このコースは全長7.1キロで2時間半となってるので、比較的短い時間で歩けると考えて今回のコースに選定した。
都井沢バス停
ほぼいつもどおりの時刻に起床して8時に家を出発する。 最寄り駅かJRに乗り換えて、橋本駅で下車。 南口にまわり9時23分の橋本駅南口初若葉台行きのバスに乗る。本当であれば城山高校前までバスに乗りたかったのだが、運転手によれば、このバス若葉台行きのバスは一つ手前の都井沢まで行って、そこから曲がってしまうので城山高校前には停車しないよと言われた。 わざわざ北口のバス停まで移動するのも面倒なので、都井沢で降りて、そこから一停留所分は歩くことにした。 9時45分都井沢のバス停に到着。 そこから城山高校前までは600mほどである。朝ローソンで買ったおにぎりをかじりながら、関東ふれあいの道の起点である城山高校前のバス停まで行く。
津久井湖
9時52分城山高校前のバス停を通過。ちょうど一本後のバスがバス停にたどり着いたところであった。 9時54分津久井湖城山公園水の苑池に立ち寄る。ここでトイレを借りる。津久井湖には犬の散歩をしている人がいた。ここから車道を北へ向かって軽くジョギングする。 10時15分、上中沢のバス停を通過。ここから上り坂になり峰の薬師へと進んでいく。最初は舗装道路であったが、途中から未舗装の道なり、ちょうどそのあたりで前から来た軽トラと後ろから来た軽トラに挟まれそうになった。 横をすり抜けるようにして先へ進む。
峯の薬師
その地点からすぐに峯の薬師の社務所があった。追い抜いた軽トラの乗っていた人が、社務所の売店の方と新年の挨拶をしていた。
そろそろ参拝客がたくさん来る時間かと思い、先に薬師の本殿で参拝を済ませようと思う。ちょうどひとりの登山者が本堂の裏から現れたので、登山道がそちら側についていることがわかった。薬師の鐘楼の前で関東ふれあいの道の踏破証明の写真を撮影する。参拝が終わり先へ進む。
奥の院
本殿の横から津久井湖が見下ろせる場所があった。 津久井湖の先に遠く横浜や川崎のビルが見えた。ここから山道を上がっていく。山道の入り口なのだろうか、黒い鉄の門がある。車両の通行を遮るための門らしく、歩行者の歩くスペースは充分空いている。大きく曲がった後、標識に従って進むと、城山湖との分岐の標識があった。いよいよ神奈川県と東京都の県境の尾根である。高尾山口駅の標識にしたがってそちらの方に進んでいく。途中で尾根から外れて金比羅堂がある道があったのでそちらに進んでみて小さな祠にお参りをする。
榎窪山山頂
元のルートに戻り少し進むと大きなパラボラアンテナがあった。電波中継基地になってようである。 電波塔をさらに進むと少し平坦になった行く先にもう一つの電波塔が見えた。地図で見ると榎窪山の山頂はそちらのようである。 一旦榎窪山を過ぎたような形になったが、樹林の中を踏み分けていくと榎窪山の山頂に続く登山道があった。 登山者の方一人とすれ違う。 12時35分榎窪山標高430メーターの山頂に到着。 山頂には展望はないがベンチがあって休憩することができた。一応万歳三唱の動画を撮影してベンチに腰掛けて朝買ったおにぎりを二つ食べる。 15分ほど休憩すると東京都側から一人登山者が上がってきた。その方は三沢峠の方へ進んでいった。
三沢峠
自分も休憩が終わり三沢峠の方へ下りていく。三沢峠には大きな関東ふれあいの道の標識があった。ここから古い林道を通って高尾山口の方へ向かうようである。 ルートは車両通行止めの標識があった。 もっとも壊れた道を車が通行すると思えないいわゆる林道なのでトレイルランニングの練習をする。 あずまやを過ぎてもう少しで林道が終わるというところでけつまずいて転んでしまった。どうも年のせいか足が上がらなくなっている。打撲の痛みで5分ほどその場にうずくまっていたが、骨などは大事なさそうなので再びゆっくりと歩き始める。
高尾山口駅
へ
5分ほど歩いてグリーンロッジ高尾の標識が現れてキャンプの拠点と思われる小屋があった。 さらに進むと民家が見えた。 車道を進んだ所にうかい竹亭の建物があったが、レストランはもう3ヶ月ほど前に閉鎖したようで、建物も朽ち果てかけていた。
ひとりトレランの方が自分をおこしていった。 13時10分、梅木平のバス停到着。 このバス停は見覚えがある。 以前関東ふれあいの道の東京のコースて歩いたところである。 バス停から歩いて高尾山口の駅に行くことにした。 関越道の高尾インターの横を通り高尾山口駅に抜ける。駅前は人があふれていた。 無理もないまだ正月の2日目であるここから電車で一駅高尾駅からJRに乗り換えて帰った。
関東ふれあいのみちも地元の神奈川県コースは徐々にゴールが見えてきた。 東京都との県境に近いこのあたりはあまり歩いたことがなかったが、トレイルランニングの練習をしてみてあらためてその手軽さと人里との距離を感じて楽しむことができた。 いずれ南高尾丘陵のトレイルランニングをもう少し長い距離で楽しむ日が来ることを期待したい。
(2025年1月 記)
地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号 平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています