ウポポイ・地球岬
基本情報
1
山名
ウポポイ・地球岬(うぽぽい・ちきゅうみさき)
2
標高
131m
(地球岬灯台)
3
山域
-
4
都道府県
北海道
5
位置
N42.18.08/ E141.00.07
6
地図
2万5千分の1地図「室蘭」
20万分の1地勢図「室蘭」
7
山岳区分
番外(北海道)
登山記録
山歩No
HK14
-23055
登山日
2023年7月25日(火)
歩程
0時間30分
(地球岬散策)
天候
曇り
形態
日帰り
アプローチ
道央道室蘭ICから国道37号
パーティー
1人
動画URL
https://youtu.be/0GcicSPsTdU
会社勤務を始めたころ、同じ独身寮に大学の1年先輩がいた。 仕事も教えてもらったが一緒に音楽の演奏をしたり、山に一緒に行ったこともある。 その彼の出身地が室蘭だった。鉄の町室蘭というのがどんなところなのか訪問したことのない自分には想像もつかなかったが、樽前山から下山して、ふと、室蘭の町に立ち寄ってみたいと思いついた。こんな機会でもなければ行くことはなかったかもしれない場所である。
苫小牧温泉日帰り入浴
2023年7月24日(月)に苫小牧から樽前山7合目登山口まで車で移動、そこから樽前山(1022m)と隣の風不死岳(1102m)に登頂を果たした。 下山後は、苫小牧市内の日帰り入浴施設で汗を流して、その後、じゃらんで予約した白老町のゲストハウスへ向かう。 食事の提供はないので、近くのセイコーマートで弁当とビール・ワインを買ってチェックインをする。 じゃらんの口コミではこの宿はバイクのツーリングの方などがしばしば訪問しているようである。
ゲストハウス「暖」
ゲストハウス「暖」に18時半に到着。 看板犬の柴犬の「ダン」が迎えてくれた。二階の和室に案内してもらった。布団で寝られるのが嬉しい。夕食は一階にキッチンスペースがあるので電子レンジやお湯を使うことができる。ここで一人宴会をしていた。 20時ぐらいに、この日同じく宿泊をする男性のおひとり客がチェックインしてきた。この方も買ってきた食事をするので、座って少し話をした。 この方山登りもする方だそうである。片付け終わったご主人も加わってヒグマを捕獲した話などを話してくれた。 興味深い話で夜も更けていった。翌日はウポポイへ行くことにして夜は22時に就寝した。
ウポポイ民族共生空間
7月25日(火)朝7時起床。朝食を済ませ、8時に宿を出発する。 ウポポイは9時から開場だそうである。 駐車場に車を止めて歩いて会場に行く。 平日だということもあり駐車場は空いている。 入り口で入場券を買うときもさほど並ばずにすんだ。最初に入場してから、体験交流ホールへ行って民俗芸能の演奏を聴いて、それから庭園のあるチキサニ広場へ行く。 工房の前を通ると木をくりぬいて船を作っていた。 この船はあとで実際に湖で走行するものである
アイヌ民族博物館
さらに進んでシノッチウセ・ポロチセといった伝統的コタンを訪問してみる。昔のアイヌの暮らしを再現した展示物があった。ポンチセでは紙芝居を実演していた。 伝統的コタンの見学が終わった後、 池の前で先ほどの木の船を浮かべて説明をしていた。 うまくバランスをとりながら上手に舟を漕ぐ様子は興味深かった。 その後アイヌ民族博物館に入ってみる。クマ送りの儀式の展示はいろいろな装飾をつけているアイヌの生活を知ることができた。 松前藩とアイヌ民族の抗争の歴史も知られざる日本の歴史として刻まれていた。
寿し勝
11時40分アイヌ民族博物館を出て、車で苫小牧の街の中にあるゲストハウスご主人おすすめの寿司屋に行ってみる。 5台ほどしか泊められない駐車場は結構お客さんが来ているようで、かろうじて一台空いているところに駐車することができた。 ランチメニューは海鮮丼で小鉢のうどんつきである。極めてコスパが高いこのランチをいただく。 ゲストハウスで同宿だった人も一緒に行動したので、この方をその後苫小牧の駅まで送って行き、自分はもう一度ウポポイへ戻る。 洗濯物が溜まっているのでコインランドリーに洗濯物を放り込んで、ウポポイに再入場する。先ほど駆け足で見たアイヌ民族博物館をもう一度見て、洗濯が終わる時間にコインランドリーへ戻る。
トッカリショ展望台
洗濯物を取り込んで15時室蘭に向けて出発である。基本的に国道を南に進み白老町から室蘭まで走った。室蘭の街中を通り地球岬を目指す。 地球岬の手前にトッカリショ展望台があったのでまずはそこによって海を眺める。 雄大な太平洋の景色がそこにはあった。残念ながら天気はあまり安定しているとはいえず、先ほどコインランドリーを出るときも夕立が降っていたぐらいであるので、少し雲が垂れこめていたが海は穏やかだった。
地球岬
その後車で5分ほどで地球岬到着である。駐車場は10台ほどしか停まってなかった。アジサイの花がきれいだった。 岬の方につけた展望台から灯台を眺める。 チキウ岬灯台は1920年(大正9年)に初点灯し、「日本の灯台50選」に選定されている。 展望台の上には幸せの鐘があった。 地球岬と書いた立て札の丸窓を覗きこみながら動画の自撮りをした。 16時50分地球岬を後にして予約していた東室蘭のホテルへと向かう。 ホテルにチェックインをして一階の大浴場向う、広い風呂で気持ちよかった。
ジンギスカン まじ亭
荷物を部屋に置いて夕食は近くのまじ亭にジンギスカンに食べに行った。裏通りのご夫婦でやっているさほど大きくない店だったがすぐに入ることができた。 メニューは生ラムのみ、野菜は王道のもやしではなく玉ねぎのみというこだわりである。 名物のサイドメニューのエビチリも注文してみた。美味しかった。 お客さんは3人ほどいたがみんな出張者のようであった。隣に座っていた方は東京から来たということだったってジンギスカンをたらふく食べてビールを飲んで機嫌よく帰り夜23時に就寝した。
エスコンフィールド北海道
翌日7月26日(水)はいよいよ空路で羽田空港へ帰る日である。 ホテル朝食を済ませたあと車で出発する。室蘭を出る前に八丁平展望台へ行ってみた。住宅地の中の高台である。 ここからは白鳥大橋を眺めることができる。 そこそこ距離は離れていたが蒼い海の向こうに橋を見ることができた。 室蘭の街を出て道央自動車道を走りここから札幌へと向かう。 およそ2時間ほどで北広島インターに着いた。ここで高速道路を降り北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールド北海道に行ってみる。
レストラン「そらとしば」
エスコンフィールドは2023年開場の新しい球場である。開閉式の屋根のついたドーム球場で、フィールドは天然芝というのが売り物である。従い、試合や催し事のない日は天井を開けて、光と空気を入れて、天然芝の生育を図っているという。 天井を一回開閉するのに電気代が3万円円近くかかるというから驚きである。この日は試合がなかったので無料で入場することができた。大きなスクリーンのあるフードコートやレストランスペース・併設された売店等も見学して、11時半にエスコンフィールドをあとにする。
羊ヶ丘展望台
札幌市内へ向かう途中レンタカーがあまりに汚かったのでコイン洗車場によって車を洗う。 それからこれまで行ったことがなかった羊ケ丘展望台へ行ってみる。 エスコンフィールドと違ってここは車で入る時に入場料600円を徴収された。 この日は札幌で最高気温30度とこの夏一番の暑さとなった。 降りそそぐ夏の日差しの中、展望の良い芝生の広場の向こうに、遠く登山の遠征で登った暑寒別岳などを眺める。 クラーク博士の像の前で写真を撮ったのはいうまでもない。
新千歳空港フードコート
最後に羊ケ丘展望台から車で10分程の真駒内公園へ行ってみる。真駒内公園はコンサートホールやアリーナやスケート場もあって、札幌市民の憩いの場所である。 豊平川に程近いこの場所にヒグマが親子連れで出没したということで話題になった。 山の中にしかいないヒグマが札幌市内に出現したことでいかにヒグマの行動半径が広いかとういうことの証明であろう。 駐車場に車を停めて帰るための荷物のパッキングする。 公園を出てからヤマトの配送所に行って、航空機の中に積み込むことできないクマよけスプレーイやEPIの燃料タンクを陸送扱いで自宅に送る手続きをする。 16時半にレンタカーを返し、ここから電車で新千歳空港に向かう。 空港ではこの日も売店でジンギスカンを食べた。 羽田行きの最終の飛行機で帰った。 3週間に及ぶ北海道の登山遠征はこうして幕を閉じた。
最後は観光となったが電車で行動している時にはなかなか行けない札幌郊外の場所を訪れることができた。 特にエスコンフィールドは見る価値のある建物であった。 ウポポイや地球岬も観光スポットとしてこの先の人気は不明だが、 北海道に旅行した時は見てみる価値のある場所だと思う。
(2024年2月 記)
地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号 平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています