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基本情報
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山名 |
三岳(みたけ) |
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標高 |
793m (一等三角点本点) |
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山域 |
丹波高地 |
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都道府県 |
兵庫県 |
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位置 |
N35.07.38/ E135.14.41 |
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地図 |
昭文社 山と高原地図 「-」
2万5千分の1地図「宮田」
20万分の1地勢図「京都・大阪」 |
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山岳区分 |
関西百名山 |
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登山記録
山歩No |
5310-13046
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登山日 |
2013年11月30 日(土) |
歩程 |
1時間40分 |
天候 |
快晴 |
形態 |
日帰り |
アプローチ |
舞鶴若狭自動車道丹南篠山口IC |
パーティー |
4人 |
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毎年恒例となっている山岳部の納山会である。 去年はあいにく日曜が悪天の予報で土曜日の登山も中止になってしまったが、自分ひとりで比叡山に登ってから山岳部の仲間と合流した。 今年は当初、青葉山が計画されていたのだが、私が前日まで海外出張で帰国するのが夕方の遅いフライトだったために、夜行バスで大阪に土曜の朝に入ることが難しくなり、勝手な都合ながら登る山をもう少し大阪から近い三岳に変更してもらうことにした。 |
新幹線でJR新大阪経由JR福島駅
2013.11.30(土) 朝4:35起床。5:26に電車に乗り。JRの駅前で朝飯と昼飯の弁当を買って6:00の始発のひかりに乗って8:15新大阪到着。
福島駅前で待っていたらすこししてA.D氏から電話があった。すぐにK.Mさんの車が現れた。R.Mさんは連絡が取れない状態だという。紅一点のT.Nさんも遅刻してきたそうだ。結局4人というこじんまりしたグループで山に登ることになった。 |
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篠山
中国道を神戸ジャンクションまで西に進む。 まわりの山が紅葉しておりきれいである。舞鶴若狭自動車道に入り、 丹南篠山口で高速を下りて、コンビニでコーヒーをメンバーにごちそうする。トイレ休憩。篠山城の横を通り郵便局の前を曲がり本郷方面に行く林道を高度を上げていく。バスの終点である火打岩には30台ほど車を停めるスペースがあり、数台の駐車車両があった。 ここから、大垰から三岳を回る周回コースで登山する人もいるようである。。 |
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駐車した大垰
時間を節約しようというわれわれはさらに車道を進み大垰を目指す。 大垰の駐車場で寝坊したR.M君に電話をして14時前に駅でピックアップするという約束をする。大垰垰は篠山町と西紀町を結ぶ公園風の広場になっているが、昔は山道が細々と続いているだけで、ユーレイ峠と言われていたらしい。 今は気持ちのいい高原でテントを張って登山をする人もいるという。 11時に歩き出し。 |
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急な登山路
すぐに急な階段の登り道になる。途中ロープに捕まって歩く場所もある。鎖場で下山する二人組とすれ違う。足場が悪いのですれ違うのも大変である。11:25にようやく急な登りを通過し終えた。台地状になって林の中を緩やかに上がっていく。冬場なので、さほど木が邪魔することなく、北側の視界が開けてきた。北丹の山が見えている。稜線が平になった広いところでは、女性の二人組が敷物を敷いて昼食を摂っていた。山頂が狭いということなのだろうか?
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石室
岩の瘤のようなところを乗り越えると山頂が見えた。山頂には電波塔が敷設されている。その手前にコンクリートに覆われた祠のようなものがあった。信仰の証であろう。お堂の中を覗いてみると石でできた仏像が安置されていた。お堂から南西に30mほど降りたところに避難小屋がある。ただ、道標にも避難小屋と表記されているが、実際には4面の壁はついておらず、東屋といった方が適切だろう。夏場に日射を避けて昼食を摂るスペースとしては利用できるのではないか。
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三岳山頂
この避難小屋には立ち寄らず、上から外観を眺めただけで通過する。樹林を抜けるとそこが頂上広場だった。11:50 到着。頂上には数名の登山者が休んでいた。山名盤があり丹波と北摂の山がたくさん見えてその一つ一つを確認した。南西側の一番近くにあるのが、2年前に登った白髪岳だった。はるか北には大江山が見えた。山頂で弁当を食べてしばし山談義に花が咲く。12:35山頂を出発。本当は時間があればK.Mさんは隣の西ヶ岳に行きたかったようだが、R.M君を待たせているのでまっすぐ下山することにした。
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小金ヶ嶽をバックに
お堂の手前の岩場からは、東には小金ヶ嶽の姿が見事だった。標高700mの山とは思えないほどアルペン的な風格である。多紀アルプスという呼称があるくらい、このあたりの山は見事な風格だ。下りは慎重に足場を確認しながら下りる。 山頂にいた二人組も我々に追いついたが、こちらは4人と人数が多いので先に進んでもらいべく道をあけた。 階段状になった急な部分も下りではおよそ10分くらいで通過。 道はやがてなだらかになって、大垰峠に到着した。 それでもまだ大垰峠には4台ほどの車が駐車していたので、我々と同コースでなく小金ヶ嶽方面に上っていたり西ヶ岳に登ったりしている人もいるのだろう。
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下山再び大垰
下山13:19。 車で峠を降りて笹山口駅でR.M氏を拾いに行く。 メンバーが5人となって、一路、京都府の丹後半島の先端、間人を目指す。 こちらの定宿「よし鶴」さんでカニをいただくのが山岳部の恒例の冬の行事である。以前は12月の第二週ごろに琵琶湖のほとりや、伊勢鳥羽あたりで魚を食べるのが多かったが、最近ではこの間人でカニを食べる宴会をベースにした近郊の山が中心である。 |
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間人での宴会
車を出してくれたK.Mさんは雪道を走るのが苦手だということで最近は11月に実施することが多くなってきた。 確かに、昨年は帰るときに網野の駅で除雪車が出るほとの雪であった。 今日は気持ちよくはれ上がっている。 間人の宿には16時に到着。 ゆっくりと風呂に入って来年の山の計画を話ながらのんびり過ごしカニ鍋を楽しんだ。 例によって、夜中まで部屋で焼酎と日本酒で昔話に花を咲かせたり、遅刻して結局山に登れなかったR.M氏を冷やかしたりということで宴会が続く。
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間人の立岩
11時半に就寝し、翌朝は8時から朝食。 こちら「よし鶴」さんの朝食に出されるさざえごはんがなかなかの絶品である。 帰りにお土産を買うついでに立岩に立ち寄る。 間人浦にあるこの岩は、厳しくそびえ立つ巨岩で伝説によれば、第31代用明天皇のお后間人(はしうど)皇后の第3皇子麿子親王がこの知の鬼退治をした時、一夜のうちに天から降りてきてこの大岩に鬼を封じ込めたといわれている。 車で大阪駅まで乗せていってもらい、新幹線で帰った。
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三岳は距離的には大阪の中心部から遠くないのだが、車でないと行くことが難しいのでつい後回しになっていた関西百名山である。今回、こじんまりした人数のパーティーながら、冬に向かう1日のハイキングを楽しむことができてよかった。 前日までPM2.5の基準値が大きく制限を超えている上海にいたせいか、三岳の山の頂上からの空気がとてつもなくうまかった。
(2013年12月 記) |
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