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基本情報
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山名 |
ポンポン山 (ぽんぽんやま) |
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標高 |
679 m |
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山域 |
京都西山 |
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都道府県 |
京都府・大阪府 |
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位置 |
N34.56.06/ E135.37.25 |
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地図 |
昭文社 山と高原地図47「北摂・京都西山」
2万5千分の1地図「京都西南部」
20万分の1地勢図「京都および大阪」 |
7 |
山岳区分 |
関西百名山 |
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登山記録
山歩No |
5270-11006 |
登山日 |
2011年4月2日(土) |
歩程 |
2時間05分 |
天候 |
晴れ |
形態 |
日帰り |
アプローチ |
JR向日町より阪急バス善峯寺より |
パーティー |
1人 |
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ポンポン山は関西百名山としては、すんでいた場所から近かったのに、結構登り残してしまった山となっていた。 大阪勤務時代に一緒に山岳部で登っていた友人には茨木市の出身の人もいて、遠足でポンポン山に登ったという。 このかわいい山の名前と、山頂からの展望がいいことから是非登りたい山の一つに思っていたが、関西に住んでいるときについに登る機会がなかった。 2011年4月1日(金)、めずらしく大阪出張となり、夕方遅くなったので、そのまま新大阪近くのビジネスホテル宿泊。 あわてて横浜に帰っても仕方がないので、ゆっくりと京都のお寺めぐりでもして帰ろうという漠然とした考えの中、あれよあれよと思いをめぐらす中で、この山に登ることになった。 通勤靴で登った関西百名山はあとにもさきにもこれだけである。
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出発
9:24にホテルをチェックアウトして、10:04新大阪駅から新快速に乗って京都へ。 10:32京都駅でのコインロッカーかばんをしまったあと、 東海道線で向日町へ。 駅前でバスの時刻を見ると11:35までない。 仕方がないので、コンビニでお茶とおにぎりを買って、阪急の東向日まで歩く。バスの時刻まで間があったので近くのスーパーで、4Fの書籍売り場にいくと、京都西山と北摂の地図が売っている。 それをみるとなんと善嶺寺から、ポンポン山まではわずかに1時間程度である。 地図と、西国33箇所のガイドブックを買って、43分発の善峯寺行きのバスに乗る。
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善峯寺
12:06善峯寺の駐車場に到着。 そこから坂をあがって12:12にりっぱな山門に到着。 拝観料500円をはらって入る。 本堂でおまいりをして、それから、納経帳に朱印を押してもらう。 六角道・釈迦堂をまわって、五龍の松や桂昌院お手植えの桜などを見て、12:34教えられたとおり北門から出て三鈷寺の前を通って林道を左にあがっていく。
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杉谷
しばらくは車道が続く。12:48、民家が見えてきたらそこが杉谷。 金蔵寺との分岐でそこから東海自然歩道となっている。しばらく畑にそって歩いた後、登山道に入っていく。 登山道とはいいながら、急なのぼりは一箇所だけで、そこも手すりがついている。 さすがにメジャーなコースだけあってすれ違うハイカーも多い。 13:10に、釈迦岳との分岐に到着。 鉄塔の下で水を飲んで少し休憩をする。 13:13出発。
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ポンポン山山頂
登山道はほぼ水平道になり、かたくりの花を獣害を防ぐネットを右手にみたらやがて山頂の札がでてきた。 ひと呼吸登ると展望のいい山頂がまっていた。 13:27山頂到着。 一等三角点にタッチして早速写真を撮る。 まわりにはたくさんの登山客が弁当を広げていた。 天王山を見下ろす展望台にすわってマグナムドライを飲む。 実にうまい。 それから、おにぎりをひとつかじる。 14時前にカップルの写真を撮ってあげて自分も一枚押してもらう。 それから下山開始。 林道の上ですれちがった子供に、「やまのぼりの格好とちがう人がいるぞ」といわれてしまう。
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下山
杉谷では農家の人にあった。 途中、三鈷寺との分岐で道を右手にとり、ふたたび車道を下る。だめもとで善峯寺の駐車場から入って山門で、くるときに寺に入って拝観料を払ったときにもらったチケットをみせて「再入場してもいいですか」ときいたら、あっさりいいですよといってくれた。さきほど見損ねた、釈迦堂ー稲荷ー桂昌堂へとまわってみる。
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京都出発
バスの時間が気になったので、それでも全部はみられなかった。下山して15:15にバスに乗車。 24分バス出発。 途中うとうと寝ていた。 JRの向日町駅について、16:04の各駅で京都まで行く。お土産を買って新幹線16:42にひかり244号に乗車。 京都駅は桜シーズンには少し早いのだがずいぶん混雑していた。 18:44新横浜到着。 |
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ポンポン山の山頂で、ほんとうにポンポンというのかどうか足ふみを試している人がいた。 自分はやってみなかったが、あながち根拠のない話ではないようだ。 もともと歴史上は加茂勢山と呼ばれていたこの山は 「「日本山名事典」ではポンポン山、加茂勢山の両名称を収録している。山頂の一部では確かに必ずしもポンポンという音ではないが地中に空洞のあるような音がする場所がある、山頂近くの石灰岩の切り出し場所の影響とか、地下に鍾乳洞があるので音が響くのでは、あるいは山の地層の一部に空洞があるのではとか諸説がある」とWIKIPEDIAには記載されている。 |
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