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大楠山
大楠山

基本情報
1 山名 大楠山(おおくすやま)
標高 241 m
山域 三浦丘陵
都道府県 神奈川県
位置 N35.15.00/ E139.37.41
地図 昭文社 山と高原地図0「」
2万5千分の1地図「浦賀」
20万分の1地勢図「横須賀」
7 山岳区分 関東百名山, 関東ふれあいの道
登山記録
山歩No 4999-10002
登山日 2010年1月3日(日)
歩程 3時間20分
天候 晴れ
形態 日帰り
アプローチ 京浜急行逗子よりバス
パーティー 2人


関東百名山 大楠山(関東ふれあいの道神奈川県「佐島・大楠山の道」)
1/3(日)朝7:34起床。 晴れ。 今日は、天気もおだやかな様子なので、関東ふれあいの道の神奈川をトライすることにした。 あわせて、関東百名山の低山のひとつである大楠山にも登れるコース「佐島・大楠山の道」を選んだ。 8:50に家を出発。 9:07の急行で横浜に。 9:30に横須賀線に乗る。 乗り付けない電車のせいで最初、有料の切符が必要なグリーン車の列にならんでしまっていた。 大船からたくさんの人が乗ってきてまるで山手線状態の混雑ぶり。 ほとんどが鎌倉で降りた。 鶴岡八幡宮に行く人や、箱根駅伝を見る人も多いのだろう。

出発

逗子まで乗って10:01に到着。 駅前のNewsdayでおにぎりを3つ買って、長井行きのバスに乗る。 10:39、大楠芦名口で下車。 京急ストアへの道を歩いてすぐに、関東ふれあいの道のルートはわかった。 指導表のとおりに大楠山を目指して進む。登山口のところにおあつらえむきに公衆トイレがある。

林道歩き

登りだしはゆるやかな林道。 結局、この大芦名口コースは最後まで自動車も入れる横幅のある林道のようだ。 山頂の携帯電話中継基地のメンテナンスの車両が入るためだろう。  道端には、たくさんの自然観察のためのボードが用意されている。 近くの小学生のよい遠足コースなのだろう。

大楠山山頂

11:40に大楠山山頂に到着。 ここは『神奈川景勝50選』にも選ばれているくらい展望のよいところだ。 ちなみに今日のコースでは、大楠山、秋谷の立石、長者ヶ崎の3箇所が、『神奈川景勝50選』に選出されている。 天気がよく、気温も低くないせいかたくさんの人が来ていた。 頂上には茶店があったが、おやじさんはあまり営業する気がないのか、登山客には興味がないかのごとくテレビを見ている。 味噌田楽が食べられるときいて楽しみにしていたが、売っている気配はない。。 

下山路

鉄塔の展望台に上がって景色を楽しんだ後、お湯をわかしてカップめんの昼食。 麦とホップを1本だけ飲んだ。 12:40に下山開始。 最初、間違えて北東の階段をおりて国際村の方向にずんずん降りていってしまったが、5分ほどで間違いに気づいて、12:47気持ちをあらためて、北西の尾根から、前田橋方面に下りる。 
 


前田橋

往路の芦名の道とちがって車の入らないゆるやかな登山道だった。天気がいいせいか、この時間でも上がってくる人が結構いる。 13:40に前田川との合流。前田橋からここ前田川までは、川沿いに遊歩道がつけられて、これ自体がハイキングコースとなっているようだ。 そこからトイレをすませて13:50前田橋のバス停を通りすぎて海岸線を歩いて立石へ。
 

立石

14:06から10分間休憩をしてお茶をのんだり飴を食べたりして海を眺める。14:16出発。 立石を臨める張り出した展望台まで行って写真を撮る。 途中売店でアイスを買って15:00に長者ヶ崎の茶店でおでんを食べながら熱燗を飲んで休憩。 買い食い三昧のハイキングというのも悪くない。 この時間になるとさすがに、海風が吹きはじめて、少し肌寒いと感じるようになってきた。 

葉山バス停

15:15に歩き出して、15:34、御用邸の横をとおり、しおさい公園が休館日だったので中には入れずに、そのまま15:42のバスに乗って逗子駅へ向かう。 16:21の電車で50分横浜到着。 17:30に家に帰る。 全体で10.7kmのコースはやはり歩きがいのあるものだった。 正月2日間ごろごろしていたので、翌日からの仕事に備えて足を慣らすことができた。


正月のなまった体にはいい運動になった。 三浦半島はこの丘陵地から本当にきれいに海が見渡せる。 下山後に海岸沿いに歩くことができるのも関東ふれあいの道がよく考えられている証佐だろう。1月だと少し風が冷たいが、3-4月ごろであれば本当に気持ちのよいハイキングが楽しめるのではないだろうか。 
(2010年3月記)

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地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号  平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています。