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基本情報
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山名 |
幕山(まくやま) |
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標高 |
620m |
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山域 |
伊豆半島 |
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都道府県 |
神奈川県 |
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位置 |
N35.10.25/ E139.05.29 |
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地図 |
昭文社 山と高原地図29「箱根 金時山・駒ヶ岳」
2万5千分の1地図「箱根」
20万分の1地勢図「横須賀」 |
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山岳区分 |
関東百名山、花の百名山 |
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登山記録
山歩No |
4980-09001
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登山日 |
2009年1月25 日(日) |
歩程 |
2時間30分 |
天候 |
晴れ |
形態 |
日帰り |
アプローチ |
小田原厚木道路石橋ICより |
パーティー |
2人 |
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幕山は関東百名山の中でも房総半島を除くと南に位置する山のひとつである。 自分の住んでいる神奈川県の山だということもあり、いつでも行けそうな思いでいた。 実は、この幕山の登山口である湯河原梅林にはその4年ほど前にドライブで訪れたことがある。 真鶴というところに行ったことがなかったのでそこを通った際に寄ったものである。 幕山というところがロッククライミングの練習で有名だというのは知っていたがさてどんなところなのだろう。 |
湯河原梅林
1月25日(日)朝8:00起床。 晴れ。冬のしかもWeekdayの仕事が忙しいシーズンだということもありスタートがゆっくりである。 9:40に家をでてレンタルビデオを返してから、その足で東名に乗って小田原厚木自動車道を経由、真鶴へ。 途中、平塚のSAで休憩をする。ここに立ち寄るのは初めてである。 ここから富士山が見えた、冬晴れの天気でがきれいだった。
湯河原の梅林に着いたら11:30.一番奥の第一駐車場はすでに満車であったので、それより下の 第二駐車場に車を停めて早速歩き出し。 |
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ロッククライミング
梅林で写真を1枚。梅は少しまだシーズンが早いようだ。 ところどころ咲いているがまだ少し早いか、梅林を中腹まで歩くと、ロッククライミングの岩の真下に出る。 数名の男女がハーネスをつけてフリークライミングを楽しんでいた。こんな真冬でもトレーニングを欠かさないなんてさすがである。 横で写真を1枚撮って、山頂を目指す。樹林の最高地点に幕山ハイキングコースと書かれた看板がある。 |
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遠く伊豆大島を眺める
ここからは梅林を離れてちょっと樹林の中をジグザグに登っていくコースとなる。15分も上がると ちょっと休むのにいいベンチがあった。 女の人がベンチで休んでいる隣をあけてもらい、座って水を飲む。 さてここから道は西に登っていき、また途中で東に方向を変えて上がっていく。 途中から景色がよくなり真鶴半島が眼下に見えるようになる。 |
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幕山山頂
12:31山頂到着。 初島がきれいに見える。 遠くに見えるのは伊豆大島だろうか。 山頂は結構な平坦スペースで、ゆっくり弁当を開くこともできるし、季節のいい時期であれば宴会をするのもいいような場所である。 今日はちょっと冬型の気圧配置で長居をするには寒すぎるのだが。 周りには2名のパーティーと3名のパーティーが一組ずついたが、昼食を終えると南郷山の方へと進んで行ってしまった。 風が少しあったがEPIを出してラーメンをつくって食べる。
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南郷山へのルート
13:20に山頂出発。ここからはルートを北にとり南郷山の方まで進む。時間があれば南郷山まで行くのがコースとしてはいいのだろうが、残念ながら今朝の出発が遅かったのでそこまでの余裕はなさそうだ。 幕山の登りの道と比べるとゆるやかな道を進む。 南郷山への分岐に降りて、途中で3本足の白い犬を連れている夫婦連れにすれ違う。 かわいそうにこの犬は交通事故にでもあったのだろうか、けなげに山を登ってきていた。ここから少し足を伸ばして自鑑水までいく。
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自鑑水
石橋山の合戦で敗走した源頼朝のゆかりの場所である。 南郷山の西斜面にある小さな池で一息つき喉を潤したとき頼朝は水に映った己の敗残の姿に絶望し最早これまでと自害を考えたが、なんとか思いとどまったという。 記念の碑があるが、池も凡庸とした水たまりのようなもので取り立ててきれいな水が湧いているというわけではない。 森の中のうっそうとしたところである。道標には別名「自害水」とも記載されている。 そこから分岐まで引き返して。大石がまでかやとのトンネルをくぐって進む。これが通称「ハコネダケのトンネル」と呼ばれているとあとから知った。 ここは、回りを山に囲まれた沢地のようなところだ。 ここから道なりに下るとやがてコンクリートで舗装した遊歩道に出る。
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梅林へ下山
橋までくると、しとどの窟への分かれ道がある。今回時間がなかったので立ち寄らなかったが、ここも源氏ゆかりの史跡である。 頼朝が隠れたといわれる岩屋で大小20体余りの石仏が天然の岩屈内に並ぶという。 14時。 少し休憩して、歩道を歩いて、自販機でコーラを買ってトイレによって14:40に駐車場到着。湯河原梅林の前には、やきいもを売っている売店も出ていた。 2月の下旬になると梅の宴という観梅のためのお祭りをやっていて、高校生の和太鼓演奏、梅のライトアップのセレモニーがあったりや湯河原温泉からの臨時バスの運行をしたりと大変賑やかなようである。 今回は少し時期が早く、まだ、梅林も静かに散策することができた。 車で荷物の片づけをして疲れていたので少しうとうとしてから、15:05に車を出す。 石橋のICの前が少し込んだが、17時には家に到着。
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幕山は半日の軽いハイキングに適したコースである。 南郷山まで足を延ばすと面白いのかもしれないが、そこまで歩きに徹底しないで梅の季節に訪れて軽く幕山の甘酒でも楽しむのも風流なのかもしれない。
(2013年4月 記) |
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