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基本情報
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山名 |
加波山(かばさん) |
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標高 |
709m (三等三角点) |
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山域 |
筑波山地 |
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都道府県 |
茨城県 |
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位置 |
N36.17.55/ E140.08.37 |
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地図 |
昭文社 山と高原地図20「赤城・皇海・筑波」
2万5千分の1地図「加波山」
20万分の1地勢図「水戸」 |
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山岳区分 |
関東百名山 |
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登山記録
山歩No |
4490-08040
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登山日 |
2008年12月21 日(日) |
歩程 |
3時間30分 |
天候 |
快晴 |
形態 |
日帰り |
アプローチ |
常磐道土浦北IC国道409号線 |
パーティー |
1人 |
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茨城県には歴史と風格のある山がいくつもある。 日本百名山に入っている筑波山が中でも有名であるが、その北側に位置する、標高709mの加波山も立派だ。 自由民権運動の中で加波山事件というのがあったので、この山の名前は歴史上有名になった。 関東からマイカーで手軽にアプローチできる山ということでガイドブックにも紹介されていたので、ずっとトライしたいと思っていた。
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首都高江北JCT
12月21日、(日)朝晴れ。 6:50起床。 朝7:45に家を出て車で、首都高速に乗る。物量が多い年末であるが、日曜日だということもありさほど渋滞することもなく、常磐道に入ることができた。途中、守屋のSAで休憩し、茨城名産のお土産(ゆべしと芋のお菓子)を買う。谷田部のICで降りて409号を北に進む。 つくば学園都市の駅前に、大きなショッピングモールができていたので、そこで昼食を買うことにする。 スーパーに車を止めて398円の海鮮どんぶりを買う。 |
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筑波学園都市
学園都市のスーパーから車を出して、研究都市の中を通り、その後、筑波山を右手に見ながら真壁町まで走る。 交番の手前から右に曲がり、加波山神社の案内に従い、一旦桜丘の近くまで着たが、神社の横を通って下って、もう一度、めぼしを付けていた農地の横の側道まで行って停める。 |
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加波山登山口「桜観音」
靴を履き替えて、加波山神社の中宮の横を通る。 ガイドブックではここの駐車場に駐車できるように書いてあるが、実際には駐車場は鎖が張って入れないようになっていた。 きれいな観音像のあるきんきらきんの建物の前を通る。そこを通過して桜観音へ。 ここにも車が停められるようだ。 実際に3台ほどの車があった。ここから周遊するのが一番手軽なコースなのであろう。 この桜観音のあたりで3合目にあたるという。 南側の砕石場コースから登ることにした。 砕石所を右手に見つつガイドブックにある道を11:28のぼり始める。 気温は高く、汗ばむほどの陽気。
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砕石場
採石場を過ぎると道は山道となる。 ルートはしっかりしているので問題はない。眺めはよいが、木々が少ないので夏場は暑いのかもしれない。 12:01五合目休憩。 12:07出発。道は次第に尾根上を進むようになる。 12:46八合目。 12:57出発。 13:20上り詰めた奥宮のところで、登山者に山頂はどこだときかれた。 こっちが聞きたいくらいだった。とりあえず南の高くなったところへと向かっていくと、大岩があり、その先に進むと社務所のような建物があった。 こちらが南峰なのだろうが、どこにも山頂という標識がない。 やはり山頂は北峰のほうだろうか。 とりあえず、神社にお参りをして、北峰を目指す。
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加波山神社親宮
北峰を目指すと、加波山神社親宮本殿があった。奥宮を北にいった八代の裏に山頂の標識があった。筑波山と違ってこの加波山はどこが本当の山頂だかよくわからないというのが特徴である。 Wikipediaによると「本宮の本殿は山頂に鎮座し、その少し南側に拝殿がある。山頂より尾根筋北に200m程隔てて親宮の本殿が鎮座し、更にその北方に拝殿がある。両宮の里宮は加波山西麓の真壁町長岡にある。」と記載されている。 神社がたくさんある信仰の山なのである。
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加波山山頂
ちょうど反対からあがってきた4人組の若い登山者に写真を撮ってもらって、さらに進む。 中宮本殿が現れた。 こちらは眺めがいいので、社に腰をかけて、買ってきたかきあげどんぶりを食べる。 ノンアルコールビールを飲んで、低山とはいえ山頂に到着した喜びにしばし浸る。食事も終わり、少し下って里宮へ降りる。こちらは単なる祠ではなく、ちゃんとした神社の様相を呈していた。 お参りをして、もうひとつの峰を林道を歩いてみたが、結構時間がかかりそうなのでやめて引き返す。 途中、マウンテンバイクの男女が降りていくのが見えた。 5合目の車道に出るまで下って、それから、再び登山道を降りて、神社の裏手に出る。 加波山神社のおたきあげがおわったちょうど14時にほぼ神社の境内に戻る。 残り火みたいのをもらい人がたくさんいた。 。
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下山 加波山神社奥の駐車地点
14:40車を出発。 小町の里へ移動。ここは道の駅のようになっていて広々とした散歩コースである。小野小町は京から東北に旅する途中で清滝観音(土浦市小野)を参詣した際、病気で倒れてしまう。この峠を越えて北向山観音(石岡市小野越)で祈願するも、病気は回復せずに亡くなったとされる。小野小町の墓とされる五輪塔が残されている。 里についたら、観光客はほとんどいなかった。 そばやがほそぼそと営業しているかどうかという感じだった。、16時に出発。 家に帰り着いたら18:40だった。
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先日、筑波連峰の最北端の雨引山に登ったので、そこから改めて加波山を眺めた。 標高709mは決して高い山ではないが、この山が、昔から信仰の拠点として地域に密着していることを改めて知るいい機会となった。 今度は、関東ふれあいの道の縦走路として訪ねてみたい。
(2014年2月 記) |
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