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桜島
桜島

基本情報
1 山名 桜島 (桜島)
標高 1,117m
山域 独立火山
都道府県 鹿児島県
位置 N31.35.19/ E130.39.17
地図 2万5千分の1地図「桜島北部」
20万分の1地勢図「鹿児島」
7 山岳区分 日本百名山、百名山
登山記録
山歩No 2999-09036
登山日 2009年11月29日(日)
歩程 時間分
天候 晴れ
形態 日帰り(屋久島宮之浦岳より継続)
アプローチ 鹿児島港より桜島フェリー
パーティー

 この山は 気象庁の活火山に指定されています。注意!

この山は 火山活動のため当分登山禁止と思われる。 湯平展望所で代替。

11/29(日)朝6:40に起床。 くもり。 今日は、屋久島での3日間の生活に別れを告げて、東京に帰る日である。 鹿児島空港発の飛行機は19:40とかなり遅い時間しか予約できなかったので、鹿児島についてから桜島に寄ることにした。 200名山のガイドブックにも「この山は 気象庁の活火山に指定されています。注意!この山は 火山活動のため当分登山禁止と思われる。 湯平展望所で代替、」と書いてある。 いわゆるピークハントの仲間のいうところの「認定トライ」が適用されるのは、標高373.7mの湯之平展望台までということになる。

出発

屋久島山荘ホテルをあとにし、安房からバスに乗り込み、10:08宮之浦の港に到着。 観光文化センターで屋久島の水と森の自然を紹介した映画を見た後、11:30にロケット乗船。 14:10に鹿児島港に到着。 屋久島では雨が降っていたがが、こちらは晴れていた。 種子島屋久島ラインは南埠頭なので、下船してから歩いて北埠頭の桜島フェリーへ移動。

櫻島港

 フェリーは15分おきに24時間出船しているので待つという感覚はない。 14:45の船に乗って、観覧席から前の桜島を見つつ、15時に櫻島港到着。 観光センターで、係員に聞いたところ、湯の平展望所に行くバス一日2本しかなくて、今日はもうないときいて、タクシーだったらどれくらいかときいたら、15分で6000円くらいといわれた。 高いのでびっくりしたがほかの手段はないので仕方がない。 実際、乗ったら片道1700円だった。 たぶん、往復するお客が、運転手さんを待たせておいて展望を楽しんでというコースにセットになって6000円なのだろう。

湯之平展望所

運転手さんに下山の際、途中からタクシーを呼ぶことはできるか聞いてみたら、折田タクシーの名刺にフリーダイアルを書いてくれた。 展望所自身はそんなに大きくないが、景色は確かにきれいである。 桜島の御岳は今日も噴煙をあげている。 日本で屋久島宮之浦岳に次いで南の200名山ということになるが、主峰は北岳1117m、その南に赤岳1060m、南岳と3つの峰が並んでいるようだ。 。 

下山開始

南東の引ノ平あたりまでは車道が続いており、宿泊施設のようなものもある。 その気になればいけそうだが、きっと噴火活動のために立ち入り禁止となって、それらの施設は置き去りにされているのだろう。 タクシーの運転手も以前は6合目まで行けたといっていた。 15:25展望所で写真を撮ったり眺めたりしたあと、15時半に歩き出して、下山を開始。宿泊用の荷物をかついで登山靴を履いて、車道を歩くので、いささか疲れる。 展望所から降りてくるマイカーの人たちが不審な目で見ている。 かなり物好きと思われているにちがいない。 。 


錦江湾

運転手に聞いたとおり桜洲小学校を目指して坂道を降りる。海がとても美しく見える。 途中、ひるがおがきれいに咲いている。  16時になり、帰りの時間も気になったので標高100mのところからタクシーを呼んで、港まで乗せてもらう。 運転手さんのいうことには、桜島では小噴火が日常茶飯事で、1年に400回近くあるという。 火山灰が降って路面に落ちると普段はそうでもないが、雨のあと、道が滑りやすくて危ないとのことだ。 。 

フェリーで鹿児島市内へ

帰りは16:15の船に乗れた。 16:30に櫻島口から歩いて水族館口まで行き、そこから市電に乗る。 160円、8分ほどで天文館に到着。  ちょうど17時出発の直行バスに乗れたので18時に空港に到着。 スカイマークエアラインで荷物をあずけ、時間があったので大空食道777に入って、つまみ5点盛1500円と生ビール大を飲む。 そのあと桜島という焼酎をお湯割りで1杯300円、19時前に出て、さつま揚げや芋きんぴらなど土産を買う。19:35に搭乗。 羽田には21:45に着いた。東京は豪雨だった。 
 。 

桜島は1117mの頂にこそ登ることができないが、四方から眺めてよし、また展望台まで登ってよしの山だった。 鹿児島を訪れたのは8年ぶりだったが穏やかなな日差しがすばらしい農産物・海産物をもたらしてくれることをあらためて感じた。  
(2011/1 記)

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地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号  平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています。