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基本情報
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山名 |
経ヶ岳 |
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標高 |
2,296 m |
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山域 |
木曽山脈 |
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都道府県 |
長野県 |
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位置 |
N35.54.46/ E137.51.46 |
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地図 |
昭文社 山と高原地図40「中央アルプス」
2万5千分の1地図「宮ノ越」
20万分の1地勢図「飯田」 |
7 |
山岳区分 |
日本二百名山、甲信越百名山 |
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登山記録
山歩No |
2740-11014 |
登山日 |
2011年7月10日(日) |
歩程 |
8時間40分 |
天候 |
晴れ |
形態 |
日帰り |
アプローチ |
中央自動車道伊那IC西箕輪町羽広観音 |
パーティー |
1人 |
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経ヶ岳は、中央アルプス北部のひっそりとした山である。2011年は関東甲信越地方の梅雨入りが5月27ごろ、梅雨明けが7月9日ごろと、ど ちらも平年より12日早かった。 6月4日に日本百名山の大台ケ原を登ってから、約1ヶ月の間山に入っていなかったので、梅雨が明けるのを虎視眈々と狙っていた。 |
前夜、羽広荘の駐車場にテント泊
7月9日土曜日、朝8時に起きて山の準備をする。10時に家を出たが友人から案内をもらっていたファ ミリーセールに寄る。。家に帰って昼食を食べて休憩した後、3時半に出発する。土曜日ということで混雑していて、調布インターで乗ったのは4時50分。家を出るときはよい天気だったが、中央道を西に行くに従い、黒い雨雲が見えてきて、小仏峠をすぎて途中、上野原のところでバケツをひっくりかえしたような大雨
が降った。境川で休んで、伊那インターは19時半に下りる。スーパーでつまみとビールを買って、一旦仲泉寺まで 行くが公民館で会議をやっていたので、ちょっとその前に車を停めてテントを張るのははばかられる。 いろいろ探すが結局、羽広荘の第二駐車場に停めて、その横にテントを張る。テントの中は暑いが、周りは涼しい。蚊もいない。月がでている。サラダとスーパーで買ってあった弁当を食べて、22時18分就寝。
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出発
07/10(日)の日曜日、朝、4時20分起床。昨日の釜飯の残りをかきこみ、テントを撤収して、5時40分に車で林道を詰める。但し、結局、ニキ ロ程しか進めなかった。6時11分歩き出し。最初はいわゆる普通の林道歩き。しかし30分ほど歩くと、そこからは車も歩行者も通行禁止。進んだ場合は自己責任となっている。林道はそこから先はほとんど踏まれた形跡がなく、草が茂っている。6時46分に10分休憩して出発。
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林道をつめて五合目へ
引き続き林道を進むが道はどんどん悪くなりあまり人が入っているとは思えない。草の露がズボンを濡らす。7時15分林道はどん詰まりとな り、そこからは植栽林の中の踏み跡を赤テープに従って進む。一般登山道ではないものの踏み跡は比較的しっかりしている。しかし、途
中で踏み跡が土砂崩れで流されていて。東へ迂回を余儀なくされる。尾根沿いに直登し8時30分に仲泉寺からの登山道と合流。休憩。ここは 結果的に4合目と5合目の間だった。地図では、4合目まで林道が続いていることになっているが決してそんなことはない。
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八合目(望郷)
8時36出発。歩きやすい樹林帯の中を進む。やがて3ピットと書かれた5合目に到着。そこから20分の6合目もさほど広くないところ。 9時30分に7合目に到着。小高いピークのようになっていて三角点がある。そこそこ日陰にはなっているが、蚊も多い。フルーツゼリーを食べて9時44分出発。10時26分に八合目到着。ここに望郷の碑があり伊那の街を眺めることができる。南には中央アルプスが北西には南アルプスが
雲に隠れながらも見えていた。事前のコース研究ではここが一番眺めがいい場所となっている。 小腹がすいたのでカロリーメイトをかじる。蚊が多いのでひとところに座っていると餌食にされてしまう。防虫ネットを忘れてきたのが失敗だった。10時43分に出発。
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経ヶ岳山頂
稜線に沿ったすすむとコバイケイそうが幾株かあった。この山でみた唯一のお花畑である。鞍部から登りきったところが9合目。二人の女性が仲間の荷物番をして昼寝をしていた。1103通過。灌木の中を進むと尾根と合流し大泉山の頂上。さらに、緩やかな登りを進んで11時33分に経ヶ岳の山頂に到着。樹林に覆われており、南東側だけ少し展望がある。湯を沸かしてラーメンの昼食。山頂に着いたときは二人組がいたが昼食中は山頂を独占。やがて女性と男性1人ずつが登ってきた。女性はやはり東京からの人で三百名山もあと少しとのこと。ETCカードを三枚使って通勤割引をフルに活用して調布から1400円で来たと自慢していた。民宿とか高くて泊まれないから登山口にテントを張って朝からの登山に備えるのなどと私とは気の合いそうなことを言っていた。次回以降、高速を使ってアプローチするときの参考にしたい。
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やぶこぎ下山
12時10分山頂発。下りは稜線からの中央アルプスの眺めを楽しむことができた。12時50分に八合目で休憩。12時54分出発。13時40分に5合目で休憩。下山者も登山者もほとんどいない。 あとは、来るときの合流点を通り過ぎないように注意だ。登りの時に目印に木の枝にティッシュを巻いてきた。少し通り過ぎて他にもっと歩きやすいルートがないか見てみるがあまり検討がつかない。結局、来るときに登った坂を下りることにした。急傾斜ではあるが、踏み跡もしっかりしているし、赤テープも続いている。下り坂を真っ直ぐ下りきって、来るときに登った林道の終点ポイントに着いた。そこからは強い日差しに照らされながら林道歩き。意外と長く感じられた。林道が草村になっているので途中でまむしを踏んだらいやだなと思い下を見ながら歩く。。
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見晴らしの湯
林道をあるくこと45分。やっと車を停めていた場所まで戻った。まあ、想像したとおり、他の車は一台も泊まっていなかった。こんなバリエーションルートを好き好んで登る人はほとんどないだろう。車道に出て羽広荘を過ぎ、見晴らしの湯で汗を流す。露天風呂に入っているときににわか雨が来て床が滑りやすくなっておりころんで足を切ってしまった。受付で絆創膏をもらい。休憩所でサイダーを飲みながら30分ほど昼寝した。帰りの中央道は、甲府までは順調に来たが、小仏トンネルで20キロの渋滞と聞いて境川PAで夕食も済ませて大休止をとる。家に帰り着いたのは22時の少し前、シャワーを浴びてさっさと寝る。
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経ヶ岳は玄人好みの山かもしれない。山頂の展望を楽しむという山ではないが、200名山に数えられるだけあって、麓から見る頂の姿は屹立して見事だし、のごりも楽しいルートだ。途中で10人くらいの団体にあったがあとは単独行きの人2人と下山するときに、2人組が登って行ったくらいだ。登りごたえはあるが、地元の小学生の集団登山が行われるだけあって道標はよく整備されていた。しかし、ぶよには泣かされた。両耳を刺されて腫れてしまった。結果としては梅雨明けの日に入山して、梅雨明け直後の夏山を楽しむことができた。
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