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武甲山
武甲山

基本情報
1 山名 武甲山 (ぶこうさん)
標高 1,304 m
山域 奥武蔵
都道府県 埼玉県
位置 35.57.06/ E139.05.52
地図 昭文社山と高原地図22「奥武蔵・秩父」
2万5千分の1地図「秩父」
20万分の1地勢図「東京」
7 山岳区分 日本二百名山、関東百名山
登山記録
山歩No 2410-09011
登山日 2009年5月3日(日)
歩程 7時間05分(武川岳含む)
天候 晴れ
形態 前日発 山麓テント1泊
アプローチ 国道299号 横瀬より
パーティー 2人


ゴールデンウイークに家でゴロゴロするだけでもももったいないので、奥秩父の名峰を目指すことにする。 武甲山だけならば、日帰り登山は可能であるが、急ぐたびでもないので、生川に車を停めて武川岳とあわせて周遊コースとする。 

出発

2009年5月2日(土)朝7:12起床。 10:25に家を出発。 ガソリンを入れてあざみの―高幡不動―立川ー武蔵村山と渋滞の中を進む。 途中、スーパーで食材を買って、 新青梅街道へ出て16号から所沢街道。 299号線に入って飯能までは比較的スムーズに動く。 15時に武甲キャンプ場に到着。 テントを設営。

羊山公園

15:38に、歩いて羊山公園まで歩いていく。芝桜の見物をするが、そこそこの観光客の数。 7年前のGWにもこのあたりに来たが、そのときの方が人の数は多かったようだ。 有料のエリアの外側には、売店が出ていた。 ビールを買って飲む。 16:45に芝桜の丘を出て、今度は菖蒲田口姿の池を回って 横瀬駅へ。キャンプ場に戻る。

武甲温泉

 さすがに連休で天気もいいとあって、武甲オートキャンプ場はかなりにぎわっている。 秩父湯元 武甲温泉は単純硫黄温泉(低調性、アルカリ性、温泉)だ。 キャンプ場に隣接しているので助かる。 
17時半に風呂に入り休憩所で黒ビールと牛乳を飲む。 夕食におでんを食べながら日本酒を飲む。テントに入って明日のコースを地図で確認したあと21時就寝。 

生川・一の鳥居

あけて5月3日(日)。 朝5:30起床。 朝食に昨日の晩の残りのうどんをすすって、テントをたたんで7:15出発。 生川に行く入り口は昨日見ていたのですぐわかった。セメント工場のトラックが停めてあるところを行き過ぎると、しだいに林道らしい雰囲気になってきた。  一の鳥居までの道は途中、少し未舗装道があったがすぐにまた舗装道になり30分ほどでたどり着いた。 停める場所に石があったので、少し前にずれた形で車を停めた。 天気がいいせいだろうかひっきりなしに登山者の車が入ってくる。


表参道

 8:00に歩き出し。 最初は、民家の横のコンクリート道路を進む。 やがて杉林の中の登山道となるが、表参道というだけあってよく整備されている。しばらく緩やかな道だが、マス釣り場を過ぎ登山届けのポストがあり、このあたりから急にきつさが増す。 砂防ダムの堰堤脇に立派な石標がある が、字が薄く見落としてしまいそう。ここから持山寺跡を経て武甲山と小持山の按部であるシラジクボに抜けることもでるがあまり歩かれないルートと横瀬町観光協会のコース案内にはある。
この登山道では一の鳥居を1丁目、山頂を52丁目とした丁目石がおかれておりペース配分のいい目安とっている。8丁目で簡易鋪装の道と 別れ、植林された杉・桧の林の中を案内板に沿って登山道へと入っていく。

大杉の広場

 18丁目のところで小さな滝が現れて水場となっている。すぐ先には祠が鎮座しており、かつての多くの参拝者もここで休んだことだろう。これからしばらくは植林帯から広葉樹の造木林をところどころに見た登りが続く。
8:36に20丁目で休憩。 8:42出発。09:10に大杉の広場。 33丁目で道の中央にどっしりとそびえる巨木に出会う。 樹齢4~500年以上と言われる杉の大木ちょうどよい休憩場所になっているのでセオリーどおり休憩。(この杉の木は34、35丁目と合わせて三本杉と呼ばれている。)  9:18出発。
 

武甲御嶽神社

 山頂まではゆったりとしたのぼり、左からシラジクボからの合流を見たらやがて山頂直下。 トイレをすませて10:00武甲山神社でおまいり。神社の裏手には、鐘堂があって、自由につくことができるようになっている。 山頂の北側は、石灰岩の採掘で絶壁のようになっているので、立ち入り禁止である。
 。 

武甲山頂

10:07いわゆる山頂について、まず、第一展望台にあがって、狭い山頂にシートを広げて展望を楽しむ。北側に秩父の町並みがよく見える
。 お茶をのんで ビスケットを食べる。 第二展望台はいったん第一展望台から、さきほどの鐘堂の手前までもどって、そこから右に のぼっていく。 ここも見てみるがこちらは人っ子ひとりいない。 だどちらかというとこの第二展望台のほうが、露岩がでて山らしい感じがしている。 もっとも本当に山らしいところは柵があって入れなくなっているが。 三角点の場所 を見つけられなかったのでもう一度第一展望台にもどって写真を撮る。 10:40出発。
。 


表参道・浦山口ルートの分岐

10:40出発。 山頂から5分弱で表参道と浦山口登山ルートとの分岐に到着。 ここが、いわゆる武甲山をスタート地点とする縦走路のスタート地点だ。シラジクボ(白地窪と書くのだろうか?)まで標高差200mのくだりだ。大持山までここから2時間。 昼食はそこで摂ることにしよう。


武甲山は、独立峰として遠くからでもその姿を見ることができる。 自分の勤務する新宿のビルからもひときわそびえて目立つ山である。 登ったのは初めてであったが、やはり名山というにふさうさわしい。 北側が石灰岩の採掘で削られてしまい、山頂の展望も今ひとつとなってしまったのが残念である。 
(2011年11月記)  ->大持山へ続く。 

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地図の引用画像は国土地理院発行の数値地図50000(地図画像)と数値地図50mメッシュ(標高)を利用しています。(この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。承認番号  平13総使、第301号)
登山ルートの俯瞰図は、DAN杉本氏の開発したソフトウエア「カシミール3D」にて作成しています。