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基本情報
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山名 |
御座山(おぐらさん) |
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標高 |
2,112m (二等三角点) |
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山域 |
奥秩父 |
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都道府県 |
長野県 |
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位置 |
N36.02.02/ E138.36.24 |
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地図 |
昭文社 山と高原地図21「西上州・妙義山・荒船山」
2万5千分の1地図「信州中島」
20万分の1地勢図「長野」 |
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山岳区分 |
日本二百名山・信州百名山 |
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登山記録
山歩No |
2400-08034
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登山日 |
2008年10月26 日(日) |
歩程 |
3時間30分 |
天候 |
曇り |
形態 |
前日発テント1泊 |
アプローチ |
中央自動車道須玉IC国道 |
パーティー |
2人 |
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御座山と書いておぐらさんと読む。 この山の名前を知ったのは結構昔で、1982年、大学2年生の時であった。 このころの山仲間のS.M君が、この山に登りたいといっていたが、南相木村という東京からかなり離れたしかも電車の駅からアプローチの難しい山だったことから車で行くことと提案したのだ。 当時、学生の中で車を持っていたS.M君は数少ない存在だった。 なぜ一緒に行かなかったが覚えていないが、とにかく学生時代に彼は登頂し、私は登り残しをしたという事実がずっと残っていた。
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目的地設定---御座山
10/25(土)朝6:45起床。 くもり。 前日から山に移行ということだけは決めておりインターネットで行く山を調べるが、上越方面は天気が悪そうなので山梨・長野を狙うことにして、まだ未踏のに百名山の御座山をターゲットにする。 北相木村に長者の森ロッジに併設にテント場があり、ここをベールキャンプにして翌朝から御座山を目指すというのが一般的な方法なのだが、秋が深まり長者の森キャンプ場は今シーズンはもう営業していないということだったので、立原高原に電話をして営業中であることを確認し、10時半に家を出る。 |
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南相木村スーパーナナーズ
調布まで道が混んでいたので結局中央自動車道長府インターから乗ったのが12時だった。須玉インターで降りて、国道141号通称佐久甲州街道を北に進み、清里を経由して佐久広瀬へ行く。 道はそこから東へ県道68号線を進み川上村へ。夕食の材料を買わねばならないので、15時にスーパーナナーズへ着いて、そこで、夕食の食材の買出し。 てんぷらそばとなべやきうどん、かきと半額のごぼう天、マカロニサラダを買い、キャンプ場に向かう。 |
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男山遠景
山道をのぼって天狗岳登山道を抜けたらキャンプ場。このキャンプ場は男山天狗山の登山基地としてうってつけの場所であることを知る。 今から25年前に男山・天狗山は登ったことがあるが、今度またこのキャンプ場をベースにしてのぼりにこようと決めた。 キャンプの受付をして高いほうの3500円のサイトを選んで、テントを張るサイトを選ぶ。 この時期はテント泊の人も少ないので張る場所は自由に選べる。 |
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立原高原キャンプ場
起伏が少ないサイトを選択しようとしばらくみたあと結局最初にめぼしを付けた1番のサイトにした。 車をとめてテントを張って、タープをそなえつけて、17時半、暗くなりだしてきたところで炊事室に移動して食事をつくる支度をする。ビールと乾杯。 なべやきうどんは煮込みすぎて少しこげついてしまった。 片付けて、テントに帰り、焼酎をのみながら小説を読んで、9時半就寝。
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林道終点駐車場
10/26(日)朝7:30に目覚ましをかけておいたのだがなっても起きることができなかった。ちょっと飲みすぎたようだ。 結局8時すぎにうだうだとおきだして朝食の準備をする。天そばとわかした牛乳。 それからみたらしを食べて、テント撤収。 ごみを捨てて10:59キャンプ場出発。
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栗尾ルート登山口
11:28栗生の集落を通る。 御座山荘までは舗装された車道なのでここに車を停めるのが一般的だが、実はそこから先の林道に車で入るとアプローチを約1時間短縮できる。 われわれも迷ったが林道を進んでみることにした。 しばらく車で林道をのぼり、終点の駐車場にマイクロバスがとまっていたので少し下がったところに車を止めて歩き出す。登山口にはルート案内を書いた道標がある。 日本二百名山ということも長野の自然百選ということも記載されている。2112メートルの山頂直下には鎖場があるようだ。 道標の前で写真を撮ってそれから樹林の中を歩く。
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山頂遠望
まだ焼酎が残っているのか少し気分は悪かった。登山道は沢沿いに緩やかにのぼっていく。 12:08、不動の滝の少し前で休憩。 12:14発。 沢筋のどん詰まりに不動の滝はあった。 さほど大きな滝ではないが夏場であればこのコースが南斜面ルートだけにほっと一息つける場所なのであろう。12:54林の中で2度目の休憩。13:04発。道は沢筋を離れて尾根をぐいぐいと登っていく。鎖場を通過するときに金峰山の方角に視界が開けた。 御座山の山頂も展望がいいという。楽しみである。小ピークを一つ越えるといよいよ山頂が見えた。
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御座山山頂
13:55山頂到着。残念ながら八ヶ岳の頭は雲の中に隠れていたが、それでも360度の展望である。 男山と天狗山がすぐ目の前に見える。本来ならば、その後ろに南アルプスの峰々が見えるはずであるが残念ながら雲に隠れている。 御座山は切り立っているので、広々と昼食を食べる場所はない。 それでも空腹となってきたので八ヶ岳をバックに写真を撮ったあと、朝炊いておいた鶏釜アルファ米のお弁当を食べる。 |
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避難小屋
14:15に寒くなってきたので山頂を出発。金山沢のコルまで降りると白岩登山道との分岐がある。 そのすぐ横に避難小屋がある。 14:20避難小屋の前で写真を撮る。 15:00、不動岩の脇の途中で休憩。 15:05出発。 相棒は疲れてきたのか、少し遅れがちになる。 それでもなんとか15:55登山口到着。 車止めの石をはずして、出発。 林道ではすれちがう車もなかった。
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帰路---山頂からの男山・天狗山
17時長坂IC。 大月の前で15km事故渋滞と出ている。 17:30双葉SAで休んで、やきそばとからあげを食べる。 それからお土産に買ったそばをEPIで湯をわかしてつくる。 あまりに渋滞がひどく高井戸まで4時間以上という表示がでている。 20時まで車の中で仮眠。 それから出発。 小仏峠の前では8kmの渋滞に減っていた。 まあ許せる範囲だった。 21:10八王子、21:45高井戸。 家に着いたら22:15だった。
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学生時代からの念願だった御座山についに登ることができた。 誰もが素晴らしい山だと呼ぶがその通りの男性的な山容と360度の 景色はさすが二百名山の名に恥じぬ山だった。 今回、南側の栗尾コースをたどったが、北側の長者の森コース、東からの白岩コースもどれも多くの人に登られているコースのようだ。 また別の機会にちがう角度からこの山にチャレンジしてみたい。
(2014年2月 記) |
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