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基本情報
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山名 |
岩菅山 (いわすげやま) |
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標高 |
2483m |
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山域 |
妙高山周辺 |
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都道府県 |
長野県 |
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位置 |
N36.44.31/ E138.33.34 |
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地図 |
昭文社山と高原地図18「妙高・戸隠・雨飾」
2万5千分の1地図「岩菅山」
20万分の1地勢図「高田」 |
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山岳区分 |
日本二百名山、信州百名山 |
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登山記録
山歩No |
2530-10011 |
登山日 |
2010年04月18日(日) |
歩程 |
4時間40分 |
天候 |
晴れ |
形態 |
日帰り |
アプローチ |
マイカー 長野道信州中野ICより |
パーティー |
1人 |
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04/17(土) Internetで天気予報を見ると、東北が悪い。 したがって吾妻山に登る案は却下。 逆に長野が晴れ。 湯の丸山と岩菅山と迷ったが、結局、岩菅山に行くことにする。荷物を車につめこんで、19:40出発。 20時半には関越に乗れた。 21:47に横川SAで休憩。 お茶を飲んで、お土産に買う。22:550に小布施PAに到着。 今回は、下のハイウエイオアシスに停車する。 一般道から入る駐車場とちがってすいていた。 車の中でいつものひとり宴会。 ビールとチューハイと、麦とホップを一本ずつ飲んで、12:30に寝る。 。
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志賀高原スキー場 寺子屋ゲレンデ
04/18(日)朝6:43起床。 おきたら、晴天だった。 小布施公園のレストランに行ってトイレをすませて、7:30に出発。 信州中野のICで降りて、有料道路を通り、セブンイレブンでおにぎりと、昼のきのこずくし弁当とかって、志賀高原への坂をあがっていく。 除雪は完璧にしており、チェーンの必要はなかった。 志賀高原について、一ノ瀬スキー場から、帰りの林道の途中まで下見に行くが、除雪がされていない。 結局、ファミリーゲレンデのパノラマ展望台まで戻って、そこに車を停めて、歩いて一ノ瀬ゲレンデへ。リフト券1回分530円で買って、第4クワッドに乗る。 10分ほどで16ポールの終点まで着いて、そこから寺子屋ゲレンデまで緩斜面をすべっておりる。 リフトの係員に330円を払って、リフト最上部まで行く。 そこから、前寺子屋山へあがるルートを探して、南に20mくらいいったところに夏道の道標をみつけたが、なんと、トレースがない。 今日は絶好の晴れなのに、山に入っている人がひとりもいないということか? しかたなく、早速、スキーの裏にシールを張る。 10:15、気をとりなおして出発。早速深雪のラッセルに苦しめられる。
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寺子屋山
約20分で前寺子屋山のピーク。 山頂に道標があって岩菅山まで3.9Kmをさしている。 さらにひとつピークを北側にトラバースするのをやめてのぼりきると、そこが、寺子屋山の山頂。 赤石岳への分岐があってそこから岩菅山までは3.0mと書いてある。 11:15休憩。 風が強いので、これから先に進むかどうか迷うが、まだ午前中なので、あと1時間、頑張るつもりとする。11:25出発。
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ノッキリ
稜線に出ると、シュカブラが発達していて急傾斜のところは、つぼ足であるいたほうが安全と判断する。 12:19休憩。 12:27出発。 13:50ピークを超えてノッキリとおぼしきところで休憩。 トイレをして、そこから気晴らしにラジオで山下達郎のクラシックポップを聞きながら、最後、岩菅山の急登を慎重に登る。 南面なので、雪がいったん解けて凍結したあとがあるが、日光にあったって、そこもバリバリなのでアイゼンなしであがれる。登りの途中に野うさぎの足跡が見られる。。
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岩菅山山頂
山頂までは、風であまり多くの雪がついていない稜線を夏道にそってあがり、14:45山頂到着。 ここにもまったく人がいなかった。
北には、鳥甲山や白砂山が見える。 南には、浅間山や横手山が見えた。 八ヶ岳には意外に雪がついていなかった。 山頂には避難小屋があるが、えんとつとトイレだけが顔をみせてあとはうまっていた。 下りは、赤テープも標識もないので方向だけを見定めて、岩巣護橋にむかって滑り降りる。
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北西尾根 ドロップポイント
展望はよいのでその点は問題がない。 ポイントは1247mのゆるやかなピークだった。 樹林がすこしうざいが、途中からはそこそこの傾斜になったのでまあ滑れるようになった。 2-3回立ち止まって、GPSで現在位置を確認。 最後に尾根筋を北にルートをとったのが間違いだったようで、岩須護橋が西という方向にでていたのに、ルートが北西についていた。 尾根をひとつ越えないといけないようだったのであきらめて沢沿いに下る。 幸い、雪解けしていて渡渉しなければいけないようなところはなかった。 雪のリッジをふみぬかないか心配だったが、まだそこそこ積雪があったので大丈夫だった。 17:44、最後のゆるやかな尾根を乗り越えて、13号カーブの橋にでてきた。 なんとか日没までに下山したという感じだった。 そこからの林道はまったく除雪していない。岩巣賀橋のところまで15分、ぐるっと遠回りになっているので、つらかったが、仕方なく歩く。 林道が微妙に登りの傾斜になっているのも疲れに拍車をかけた。 焼額スキー場の谷をはさんで東にきたあたりでは18時半になり、ひもとっぷり沈んで真っ暗になってしまった。。
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下山 一ノ瀬スキー場
19:05一ノ瀬スキー場到着。 車道を登って19:15パノラマ駐車場到着。 とまってる車はあと2-3台くらいだった。 とりあえず、くつをはきかえ、下着を着替えて、7:38に車を出発させる。 暗い道をおりて信州中野へ。 ふしぎに疲れすぎていて食欲がないみたいな状態だった。 21:25に藤岡ICの横にある道の駅をかねているPAみたいなところで休憩。 コンビニでサンドイッチを買う。そこから渋滞がなければ1時間半くらのはずだったが、事故渋滞で9Kmとのころ、通過に70分かかるというラジオを聴いて、うんざりする。 家に着くのが12時半になると覚悟した。 しかし、実際は時間も遅かったので、渋滞はさほどきになるほどではなく、23:00すぎには練馬ICを出ることができた。 家に到着23:56. 。
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岩菅山は、寺子屋スキー場からみると、きりたった美しい形の山だった。 山スキーとしてクラシックコースといわれ、長野オリンピックのときに、コースをつくる計画があったというわりには、今回、登山者に一人も会わないというのは、意外だった。 ラッセルで苦労したこともあり、3時間のコースタイムを1.5倍かかってしまい、自分の歩く遅さにもうんざりしたりした。 しかし、中級の山スキーコースを踏破できたのは自信になった。 他人のシュプールのないところのルートファインディングも実践することができたとおもう。 今までで3番目に苦しい山スキーだったが、得たものも多かったと思う。 (翌日、会社で眠かったが。)
(2010年6月 記)
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